県の精神保健福祉センターではギャンブラー家族のための定期的な家族教室を行なっている。新しく相談される方もいれば、定期的に参加されギャンブル依存症の学びを深めているようだ。
今回はギャンブラー本人の体験談と社会資源の一つであるCOBYPLANの説明をしてくれとお呼ばれし行ってきた。
久しぶりに会う家族の会のメンバーさんに声をかけてもらった。
山田の兄弟かと思ったと言われたとおり、僕は髪がロングになっていてそしてところどころ明るい。いわゆるチャラ山のチャラ(い)を存分に発揮しているのだ。驚いたようだったが仕方ない。
もし僕が初めて参加する家族教室で施設の代表がそんなだったらどう思うだろう。あまり良い結果が見えてこないのでこれ以上考えるのはやめることにした。
体験談の発表は施設利用中の2名を指名した。
TBSとTKSのTSコンビ。
どうやってギャンブラーになっていったのか、
どれだけ嘘をついてきたのか、
どうやって辞めようとしたのか、
結果何が起こったのか、
施設に来てどうなのか。
包み隠すことなく、リアルを語ってくれた。
親に困ったことを相談するくらいなら反社会的な行動で対処する。
自分ではやめることができない。でもどうしていいかわからないから命をたとう。
その感覚、ここで伝える術を僕は持っていない。
それはおそらく誰も持ち得えない。リアルを語る本人がそこにいて、その場を共有した者にだけ伝わるのかもしれない。
話を聞いていて、施設につながってくる人たちがどれくらい崖っぷちかを再認識した。入り口での僕らの対応は間違っていないだろうか。自問自答する。
今施設で楽しんでいる。
この言葉を聞いて、胸を撫で下ろす。
今日は大事な話を聞かせてくれてありがとう。
お前たち〜最高だぜ!うぉ〜
(タート○トークのクラッシュばりにね)←もちろん知ってるよね!