回復を目指す人達は、プログラムを進めて行く中で戦わない事を選ぶようになる。
とはいえ、権利を迫害されてはいけない。
給与の差し押さえさえも、(アレ何か「さえ」が多い気がするけど間違ってないかな、まいっか。)割合で差し押さえられる賃金は決まっている。例えば全額差し押さえられて、賃金が支払われなかったら、労働者は生きていけない。
だから、法律がある。
仮にそんなことあったなら、僕はそれを主張するめんどくさいやつです。
労働者絡みで、本日人生で初めて辞令を出した。
規則上、その肩書きは係長と言う昭和のにおいがプンプンするもの。こんな事なら就業規則や賃金規定を作った時に係長ではなくCL30(cobyplan level 30 )みたいに、ドイツ車につかわれるようなかっこいいネーミングにしておけばよかった。
とは言うものの、それはそれで受け取った職員は喜び、渡した僕自身も嬉しかった。
だってそうじゃないか。
施設に来て、ギャンブルで人生がボロボロになった仲間達が元気になるのは嬉しい。それを続けて社会に戻って行くのはもっと嬉しい。ただ、社会で活躍する姿を見続けることは難しい。そんな中、cobyplanの職員は現在進行形で困っている仲間達に、自身が培った経験をもとに共に歩んでいる。それを共有させてもらっているのだ。
僕には出来ないことを彼らはやってくれる。感謝しかない。
そんな思いにふけながら、辞令を渡した。
帰りに、彼と話したのは他でもなく給与の話だ。
昨年度と比べれば、係長はこれくらい賃金が上がるんだね。
これはこれで、万舟だよね。
はい、6-2-3以来の万舟です。
会社にとって、人が1番の資産だ。
いい出会いをありがとう。これからもよろしく。