仕事も出来るし、ギャンブルの問題も解決した。
施設を出て1人で生きていける状態だ。
これが退所時の彼の話。
それでは、と送り出した数日後にギャンブラーの保護課の担当者から電話。
退所時にあったそれなりのお金を使い果たし、現在は解体屋で日払いの仕事をしている。会社に前借りしている状況で生活が回らならなくなっている。施設に戻ったほうが良いと伝えている。
本人のやる気があるのであればどうぞ。
改めて連絡が来る。
ギャンブラー本人から3つの条件を確認する様言われている。
一応聞く。
答えは本人は知っていること。
うまくいかなかった。施設に戻るけど自由にやらせてくれとその程度の話。
施設はギャンブラーにお願いして、いてもらう場所ではない。
僕にも出来ないことはある。
助けは求められる様になった方がいい。
でも利用したり、コントロールしてはいけない。