とある日のギャンブル相談。
ご家族で来られた。
ギャンブラー夫、ギャン妻と小さな子供2人で。
僕と大人ふたりが話している小一時間、おとなしく座っている子供がすでに立派な大人に見えてしまい(子供が大人っぽいのは必ずしも良いことではない。)、昔の自分をみているようだった。
ご夫婦はもうわかってらっしゃる方々で、ギャンブルというのは問題の一つの側面であり取り組むべき問題は他にあると感じていたようだった。
ただ長年連れ添った夫婦という関係の中で、お互いに言葉にできない、しない関係というものもある。僕はそれを言葉にしてみるだけだった。
結局お二人には、まず別々に家庭と違うところでの相談や自分の問題に取り組むことが必要であることを伝え、それぞれジーエーとギャマノンへ誘導した。
時々思う、ギャンブルが原因での家族関係不和か、家族関係不和が原因でギャンブルの問題が出ているのか。
まるで卵と鶏。
ただまあ、やることは同じなんだろうけど。