ある人に言わせてみれば、依存症とは順番が変わってしまう病気だという。
それはこういうことだ。
ギャンブルを娯楽と考えられる一般的な人たちは、仕事や学業、家庭などを顧みずパチンコや競馬などを楽しむことはない。ところが一部の依存症と呼ばれる人たちは、そのコントロール障害に陥っているために、何よりも先にギャンブルをやる。そしてやるためには手段を択ばなくなっていく。
なので逆に言えば、そこからの回復はやるやらないということもそうかもしれないが、
順番を間違えないようになるということでもあるのかなと思っている。
さて、この順番に関しては何もギャンブラー本人だけの問題だけではない。
その周りの人たちも考えておかなければならない。
特に本人が作った負債に関すること。
司法がらみであっても、安直に家族に尻拭いさせるべきではない。これをやると困ったときに家族はどうにかしてくれると本人は勘違いする。
だけならともかく、周りの人たちも勘違いする。
あの人には面倒を見てくれる家族がいるから、家族の力で社会復帰させなければならない。
それが家族だ。と、こうなるわけである。家族が病気を治せるわけがない。
まとめると負債の埋め合わせは、先にしても仕方がない。
また負債を抱えられる状態になるだけ。
埋め合わせは、本人がやらなければならない。
お願いします。順番です。