おじさんが、彼が今日激怒したのです。
普段は温和で、頼み事も役目だと思って忠実にやってくれるそんなおじさん。
理由はこうだ。
彼はリハビリが進んでいて、仲間のサポートをしてくれている。
サポートしている仲間の自立度を次のステップに進められるだろうかと僕が相談している時に事件は起きたのだ。
その話を聞いている時に、横からビギナーの仲間が冗談でこう言うのだ。「おじさんは1人では無理だけど、サポートしている仲間さんは大丈夫。」
これにカンカンのおじさん。
隣にいる僕が両者を本気でやり合っているのか、二度見三度見してしまう場面だった。
その場は他の関与しない仲間も見ていたので、別に場を設けて話をした。
僕はこの一部始終を見ていたので、まず2人に話をしてもらい、その後普段通りのそのビギナーのおふざけに関して、相応の注意をし、次におじさんに話をした。
おじさんが怒るなんてよっぽどなのだ。
この後おじさんと共有したのは3点。
❶持病の気分障害の状況はどうか。
❷2人の関係で、普段から腹に据えた何かがあったのか否か。
❸本当にさっきの出来事のみで瞬間湯沸かし器となったのか。
答えは❸とのことだった。そして、他のやりとりからもどうやらそれが確かでありそうだった。
だとすれば、さっきのシチュエーションの何が問題だったのか。
それ以前に怒った時から振り返ったところ、今回と同じような場面に出会えたのだ。
問題は自明だ。
しかし僕が言えることはない。
というか、言ってはいけない。
ミーティングやプログラム、スポンサーシップの中で解決していくことだからだ。
感情は表現していい。ただ、怒りはその原因と対処を!
なぜならBBにはこう書かれている。
第一の犯人は恨み(怒り)だった。