COBYPLAN

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5月も盛りだくさん

2023/05/30

 

ソフトボールをやらせれば、経験者は抜群に上手く。

 

苦手な人でも参加してみる。

新しい体験をする。

サーフィンとサッカーしかしてこなかった人が、

いや正しく言うと、

‥とギャンブルしかしてこなかった人が、

 

新しい何かを獲得する。

例えばKAIは釣りや金髪を手に入れた。

ソフトボールや沖縄演舞エイサーはどうにもダメみたいだけど。

 

動物園にもいった。

見よ、檻の中のギャンブラーを!

今のままでは、いつか矯正施設に行く可能性のあるUTIと矯正施設から戻って頑張っているSU。バンバン叩いていますが、引けばいいのです。そのドアは押して入るので引けば出れるのです。

とシュールな笑いに変えてくれる彼らに感謝。

 

フットサルの大会にも出ていました。

彼らは強いのですが、

その前に髪の色と長さとチャラさが気になる。

完全な僕の偏見だけど、

野球は黒髪坊主、サッカーは長茶髪。

野球は硬派、サッカーは軟派。

試合は惜敗したみたいだけど、楽しんだ。

 

最近では、住んでいる地域だけでなく依頼の多い川掃除。

土も頑張ってました。

そういえば土はものまねがうまく、

先日パトカーの、うおーーーんという始まりの音が聞こえて、

まさか施設の誰かが!?と確認しに行くと、

土のモノマネでした。

面白いけど、いい加減にしろ笑

 

これはキャンプかな。

ASFは火おこしをやってた。

ずっと火吹き棒を咥えてたっけ・

RMNSは虫が怖いと言っていました。

ミーティング以外の時間はずっとダーツをやって、

施設の電球が切れれば危ないからと品番を確認して調達してくれる。

道路交通法に厳しく、青点滅の信号は止まる。

ギャンブルの話を世間話の中ですれば、欲求が入る人がいるのでやめた方がいい。新聞広告にギャンブル関連のものがあれば、新聞をとるのをやめた方がいい。エロの話をすれば、そう言うことは心の奥に潜めておくべきだ。

と主張する自称発達障害のRMNS。

金髪KAI。

 

 

KHは胆石で入院した。

おかげで体重が7キロくらい減ったと聞く。

これは沖縄演舞エイサー。

かっこいい!

 

 

僕はCOBYPLANのみんなの晴れ舞台を娘たちと見に行き、

熱くなった目頭を、かき氷で冷ました。

 

With money

2023/04/15

With money

you can buy a house

but not a home

With money 

you can buy a clock

but not time

With money

you can buy a bed

but not sleep

With money

you can buy food

but not appetite 

With money

you can buy a doctor

but not good health 

With money

you can have insurance 

but not safety

 

snsのショート動画で流れてきた。

 

体験談発表

2023/03/28

県の精神保健福祉センターではギャンブラー家族のための定期的な家族教室を行なっている。新しく相談される方もいれば、定期的に参加されギャンブル依存症の学びを深めているようだ。

今回はギャンブラー本人の体験談と社会資源の一つであるCOBYPLANの説明をしてくれとお呼ばれし行ってきた。

 

久しぶりに会う家族の会のメンバーさんに声をかけてもらった。

山田の兄弟かと思ったと言われたとおり、僕は髪がロングになっていてそしてところどころ明るい。いわゆるチャラ山のチャラ(い)を存分に発揮しているのだ。驚いたようだったが仕方ない。

もし僕が初めて参加する家族教室で施設の代表がそんなだったらどう思うだろう。あまり良い結果が見えてこないのでこれ以上考えるのはやめることにした。

 

体験談の発表は施設利用中の2名を指名した。

TBSとTKSのTSコンビ。

どうやってギャンブラーになっていったのか、

どれだけ嘘をついてきたのか、

どうやって辞めようとしたのか、

結果何が起こったのか、

施設に来てどうなのか。

 

包み隠すことなく、リアルを語ってくれた。

親に困ったことを相談するくらいなら反社会的な行動で対処する。

自分ではやめることができない。でもどうしていいかわからないから命をたとう。

その感覚、ここで伝える術を僕は持っていない。

それはおそらく誰も持ち得えない。リアルを語る本人がそこにいて、その場を共有した者にだけ伝わるのかもしれない。

 

話を聞いていて、施設につながってくる人たちがどれくらい崖っぷちかを再認識した。入り口での僕らの対応は間違っていないだろうか。自問自答する。

 

今施設で楽しんでいる。

この言葉を聞いて、胸を撫で下ろす。

 

今日は大事な話を聞かせてくれてありがとう。

 

お前たち〜最高だぜ!うぉ〜

(タート○トークのクラッシュばりにね)←もちろん知ってるよね!

不躾をお許しださいませ

2023/03/08

不躾なんて言葉を使うと、半分親のせいにするみたいでこれまた育ちの悪さを露呈してしまいますが、さまざまな方々から献品、本当に感謝しております。都度ご挨拶したいのですが、現場の忙しさに託けてご連絡できずにいます。

できるだけ施設自体も自立して、その中で困っている人たちへの支援をしていきたいと考えていますが、献品は非常にありがたいことです。

しかしながら、現金は不要です。

その理由はモノの価値が変わるからです。

僕は経済学者ではないので、決して物価のことを話しているわけではありません。

献品してくださる方々の思いをそのまま施設利用者に届けたいからなのですが、現金だと使われ方が不明瞭になってしまいます。いただいたものを今必要な物に変えて届けることになってしまいます。

 

お金は汎用的で便利なのですが、今施設利用者にとって伝えたいこととは相反するのです。不経済的でももっと大事なことがあります。加えて、経済観念を極めたものがギャンブラーでもあるのだろうと僕は思っています。

 

私見です。

パチンコで勝った額が、どう考えてもサラリーマンの日当を超える。パチスロの1日の勝ち分が競馬1レースの数分で手に入る。競馬の数分で手に入るものが¨。

 

彼らはそんな世界で生きてきました。

僕はCOBYPLANで非効率的(不経済)な作業の中に関わっている人たちとその時間、思い、それらがわかる人たちに成長してほしいと思いながら日々付き合っています。

 

だから僕は遠方からお米や野菜が届くたびに、これが佐賀までどうやって届いたのか事あるごとにみんなに伝えています。

しつこすぎて僕が昔嫌だったおじさんの説教みたいになっていないか心配ですが。

 

まとめます!

いつも献品、献金ありがとうございます!

責任持って施設の利用者みんなに届けます!

飛行機ではなく新幹線、そして富士山

2023/02/26

新幹線の中から見る富士。

何度見てもすごいなと思う。今でこそこっちの見え方だけど、

20代の頃は違う見え方だった。

一緒に上京したパートナーに見限られた僕は、無力を感じ、肢体不自由児の時の支援に携わることになったのだ。

僕の生涯の恩師でもある江尻先生に誘われた、脳性麻痺の子供達を山中湖(山梨)に数日連れていくというプロジェクトだ。

その時の ふくし の視点は、その後僕が医療の道に進んでからもずっと生き続けている。

 

 

山梨側から見る富士と、新幹線から見る富士は全く別物。

僕は当時チャラく、いや今でもチャラいのだけれども、それを面白がった朝日新聞の記者が行動障がいのある子供に寄り添い山中湖のほとりで富士山を眺める僕とその子の姿を激写し記事にしてくれた。

その記事、今でも探せばあるのだろうか。

 

誰かを敵にしてしまいそうだが、僕は山梨から見た富士が好きだ。

好きや嫌いは理屈じゃないから仕方がない。

 

ん?

 

 

 

そうそう、富士は山梨か静岡かという話だ。

富士山を上から見ることができる人たちもいることをご存知だろうか。いや、大抵上から見ることができる人たちが多いだろう。

でも僕に限っては、それは難しい。知っての通り飛行機ほど危険な乗り物はないと考えている故上から見ることは難しいのだ。

 

本題に入る。

僕は今東京から帰るための新幹線の中だ。

実はこれまで、飛行機に乗らないのは怖いからだと思っていた。あんな鉄の塊が空を飛べる理屈がわからないし、わかったところでどこの誰だかわからない人間に命を預けるわけにはいかない、ましてや事故の確率が極めて低いとはいえ、何かあった時の致死率は極めて高いのは自明ではないか。そもそもそんなに命懸けで移動をする必要性があるのかという至極真っ当な理由?だと思っていた。

 

ところが、僕の飛行機嫌いの理由が実は違うのではないかという一つの仮説に辿り着いたんだ。

怖いからじゃなくて、上から見るのが嫌なんじゃないかというものだ。

 

一つの事象をどこから見るかで見え方は違うというのは、

理屈抜きに当然のこと。

 

僕は物事を上から見たくない理由で飛行機が嫌いなんだ。

今日ぼくは東京に、近藤恒雄氏のメモリアルイベントに参加するためにきた。その帰りだからこその気づきかもしれない。近藤さんは俯瞰する様なことは決してしなかった。富士の例えで言えば、どっちの味方も正しい、その方向からの見え方が必要な人にちゃんと届くことが大事というものだった様に思う。上から見ると遠い、俯瞰はいらない。ともに、そしてそばでこそ、といったものを実践していたのが近藤さんだった気がする。

 

よし、飛行機の問題が解決した。

飛行機が怖いというのはもうやめよう。

 

髪をかきあげながら、まだこの問いに答えなければならないのかと心の中で呟きつつ、ふー、物事を上から見るのが嫌いなんで飛行機に乗るのをやめたんだって言おう。

ついでに地に足をつけ、そばにいたいんだ!とボソっと言おう。

飛行機が怖いなんて悟られない様に。

そんなのは嫌だ

2023/02/20

施設の利用料を支払わずに障害年金や保護費を出金してそのまま逃げた男がいたとしよう。

 

身分証や貴重品なんかもやりっぱなしで逃げている事が多いだろう。

では、彼らが本当にカネがあればどうにかなるかと言ったら、実はそうでもない。

 

結局、身分を証明できずに何もできなかったと無一文で戻ってくる。

ならば僕は身分証や貴重品を本人に渡して、自分のサイズを証明しろともう一度トライさせる。腹を空かせてるのであればご飯くらいは食べさせるかもしれない。

 

でも、

自分の力を知る時に誰かのせいに、何かのせいにしている人は一生そのままだ。問題が自分の外にある。親ガー、カネガー、タイミングガー、施設ガー、仲間ガー‥。

 

僕はその昔、自分の人生はギャンブラーの父や共依存の母のせいで狂ってしまった。高校への進学時に僕の望んだ道を選択できたのなら、こんな人生歩んでなかった。そう思って生きてきた時代があった。もちろん今でも、うまくいかない事があって苦しくなればその感覚だけが蘇る時もある。

 

でもそんなの嫌だ。

いつでもそれは、僕に与えられたものだし、僕が選んだ事なんだ。

誰かに支配されて生きる人生なんて送りたくない。

 

話を戻そう。

何のために戻ってきたのか、助けてくれる友人がいるんじゃないのか、仮想通貨を現金化できるんじゃないのか、仕事できるんじゃないのか。

その時彼が言った施設で無くても十分やって行ける理由をそのまま本人に伝えて、必要な物を全て返却して追い返した。

最後に名刺を渡して、いよいよの時は直通の電話だから時間は気にせずかけてよい。助けが必要になれば連絡する様伝えた。

 

数日後、所沢まで行った彼は多くの人を巻き込んで佐賀に戻る。遅延の影響で長らく空港で待ちぼうけ。

 

あなたの人生だから、僕には何も出来ないかもしれないけど、

一生付き合う覚悟はある。

ただ、ひとつ言えることは、

これが今のあなたの実力だ。

 

そんな感じのことを伝えた。

 

ただで帰って来るのはみっともないと思ったのかよくわからないけど、ご飯を食べさせ、持ち物検査の際には写真のものが出てきた。

入所して半年、彼のギャンブルは施設の中でさえもうまくコントロールできない。うそをついたり、それらしい言葉を並べたとて、彼は競艇のために金策をやっていただけなのだ。

 

今日から始めたらいい。

 

施設に戻った彼はおかえりと仲間たちに声をかけられ、その後あれこれいじられていた。

照れくさそうに出す声の音質はまるで子供かよ。

役割の終わった僕はさっさとうちに帰ったが、時刻は23:30だった。

和歌山ラーメンと早なれ鮨

2023/01/26

今関西から帰りの新幹線の中にいる。

和歌山での滞在時間は、

何十年ぶりかよく知らないけど、

大寒波の影響でなのか知らないけど、

3時間半のはずが2時間ちょっとになってしまった。

 

目覚まし通り起きたのは5:25だった。6:10のタクシーをお願いしていたので、何となく35分あれば準備できるだろうと思ったんだと思う。

パッと目を覚まし、携帯の目覚ましを止める頃には起き上がって歩き始めていた。

 

そう今日僕は和歌山ラーメンを食べるんだ。

施設に来て2年半が経った彼と今度は牛カツではなく和歌山ラーメンを食べる。どうやら和歌山には早なれ鮨などと呼ばれる名物があるという。鯖のお寿司みたいなのだが。僕は呑気に何が食べられるかななんて言っているが、実はとても大事な瞬間を迎えようとしているのだ。

 

裁判後に釈放されて、いき場所もなく仕方なく施設に繋がった彼がリハビリを続け、依存症からの回復のプログラム12ステップにおける8〜9(埋め合わせと呼ばれる)を行うために和歌山入りしているのだ。

 

正直この場面における僕の出番などない。スポンサーと呼ばれる回復者と進めてきた過程の一つの取り組みなわけで、僕が水を刺すわけにはいかない。本人の力であり、その仲間たちの力だからだ。

 

僕はご家族へ挨拶し、これまでの取り組みを伝え、またギャンブラー本人を支えてくれた行政へご挨拶し、あとはよろしくと今(新幹線)に至る。

 

僕は母と子の久しぶりの再会を横目に、帰りの電車は時刻通りいくのだろうかと駅に向かう。逆に彼はこれから3日間埋め合わせの旅となる。

もしかすると、埋め合わせで勇気づけられることもあるだろう。

もしかすると、埋め合わせで傷つくこともあるだろう。

でも大丈夫!同じ問題を抱え、乗り越えた仲間たちがいる。

これまで一緒に取り組んできたスポンサーがいる。

相手の対応に感動したならスポンサーに電話したらいい。

傷ついたのならスポンサーに電話したらいい。

 

僕はそばにいる。

 

※和歌山ラーメンは普通だった。早なれ鮨より、五島の鬼鯖寿司が美味しい!!

(コラァー!!

かきぞめ2023

2023/01/17

僕たちは自由(jazz)だ!

自由だが大きな枠組みをはみ出さない、はみ出しても戻って辻褄を合わせる。

みんなの一年がそうなるよう僕は書き初めてみた。

 

こうやってみんなで書いてみると、

表現ってのは、本当に面白くて見たものの妄想を膨らませてしまう。

つい、、手が伸びてしまったのだろう。それはあなたのものですか。

神は細部に宿る、、うんすぐそこにいる。あなたは信じてますか。

瞬(き)、、そう人生は多分そうなんだ。だからこそ今だと思いませんか。

再起、、うんもう始まってる。あなたはこれまでも起きていたとは思うよ。行動が違ったのかもしれない。

変化、、うんしてる。支えあっての変化である事は知ってるでしょ。

愛、、そうあなたが行動で示しているそのものだよ。僕も見習うよ。

勇往邁進、、多分往が住になってるのはそうじゃないという意味なんでしょ。目標にひたすら向かって何かを達成するのはカッコいいけど僕はそうなってない。そして、それで良いんだと思う。

磨く、、ピカピカになるまで磨いてください。そしてそれがあなたらしくあります様に。

人、、そう金八ふうに言えば1人は人とならず。支えられてるんだよね。

自立、、自ら立つ、ために助けが必要。だよ、きっと。

絆、、人と人の繋がりって意味もあるし、人の行動をつなぎ止めるための縄という意味もあるんだってよ。僕は縄にはなりたくない。あなたもjazzで行こう。薄いのが気になるけど、ニヤリ。

再出発、、行ってらっしゃい!いけるいける!

ヤル気、、うん。出すよ僕も。でも疲れたら休みたい。

歩く、、そう歩いたほうがいい。そして食べるものも!血糖値を下げてこう!

 

春にかけてマイペースで行きたい。

そうしないと春先もたない。

新年を迎えました

2023/01/06

怒涛の年末をやり過ごし、

何とか新しい年を迎えた。

 

この絵を見て、

誰が職員で、

誰が施設入所者で、

誰が社会復帰したOBなのかわかる人がいるだろうか。

 

いや待て、ここに写ってる人たちはcobyplanと関係ある人たちかどうかも本当のところは分からない。

 

僕たちが生きているこの世界は、これだけ科学が発展しようとも、

実は不確実性の連続なのかもしれない。(社会学者風)

 

だからこそ、信じる力が必要なんだ。

 

振る舞った刺身は前日僕が釣り上げたカンパチだ。

伝えたからには皆んなそれを信じている、はず!

 

2022クリスマス会

2022/12/20

クリスマス会。

恒例の寸劇はYDの物語。

前日来たばかりのtbsも、主役の親父さん役として名演技。

 

つい先日まで、ギャンブルやら借金やらでどこから手をつけたらいいのか分からない状況だったのに。

ようこそ!何も状況は変わってないけど、ここには仲間がいる。

本番前に組んだエンジンの様に、信じて身を任せてみよう。

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