職員の急な欠員のため、一緒にお仕事していただく方を1名募集した。ご応募いただいた皆様に感謝しています。
お時間とっていただき、本当にありがとうございました。
佐賀に来てからの恩人であり身内でもある大事な人が突然この世を去った。カミさんの実家に盆正月帰省すること以外縁もゆかりもない佐賀の地で、新しい生活を始める僕に寄り添ってくれたのは彼だった。
当時流行っていたオンラインゲームに誘われ、僕以外は地元の仲間内だったのだが、毎晩遅くまで通話しながらオンライン上の知らない誰かと銃撃戦を繰り広げる。
オンラインより、実際に銃撃戦をやろうということになり、各自お気に入りのガンを購入し、その調整をああでもないこうでもないと言いながらやり、結局は本場のサバゲー会場で戦いもした。
別にガンだけが彼との付き合いではない。
佐賀で発掘した美味しいお店には一緒に行った。
便利なキャンプ道具が見つかればそれを自慢しあった。
うちの愛犬ピースを何故かラッキーと呼び、手懐けた。
バイクで一緒に阿蘇山登った。
佐賀の有名な峠を一緒に走り抜けた。僕のバイクはギアチェンジで片手運転になってしまう峠向けのバイクじゃないのに。
言えばキリがないけど、佐賀での新生活はあなたのおかげでスタートすることができた。ありがとう。
父親はあなた以外いないけど、1人残った愛娘はうちの家族として一緒に生活することにした。
僕にできる事を、やってみようと思う。
そしてこれは、
いつでも、
どこでも、
誰とでも、
僕の生き方の核となっている部分なので、
「よしくんの世話にはならんでよか」とか言わないでよ。
本当にお世話になりました。
ありがとう。
中国地方への出張となったので、これはと思い連絡した。
幸せな事に半年前に退所して、社会復帰したRと会うことができた。
彼は僕と同い年で、ギャンブル後の横領で留置され、家族に連れられて不本意のまま施設入所した人だった。
1ヶ月ほど前に連絡して、社会復帰したのであれば、飯でも奢ってくれとジャイアンばりに彼に迫り、その後連絡も取らずに当日約束の場所に到着すると改札の向こうに少し痩せたRがいた。
僕は今、PTAの役員を降りた事に託けて髪の毛がチャラい事になっているのだが、それにちゃんと反応してくれお迎えしてくれた。
とりあえず、タバコの吸えない数時間を解消するために一緒にタバコを吸い、その後店に向かう。
例の奢ってくれる店だ。
入店し、僕は彼と同じメニューを頼んだ。
2時間ほど近況を語り合い、彼から聞いた、社会復帰も大変だが幸せを感じることも、大変なことも施設生活以上に多い。だからこそ頑張れなくなったら俺には施設があるという言葉を聞いて、一緒に過ごした時間の意味を感じた。
とうぜん、施設の職員と利用者という関係では無いので食事代は僕が支払った。
その後、車で片道2時間の僕の目的地に車で送ってくれた。山陰道中、いくつかの観光スポットへ寄ってくれるような話を運転手はしていたけれども、僕にとっては彼との時間の方が大切だと思ったので全て拒否した。
パートナーのこと、子供たちのこと、仕事のこと、自分のこと、
一通り話して目的地に到着した。
エントランスで写真を撮り、僕はホテルに彼は車に、
振り返らず、またねとお別れした。
地域の川掃除をしたり、
朝食食べたのに、カップラーメンで昼食までお腹を満たしたり、
無事就労プログラムを経て旅たった仲間が職員とパイまみれで抱擁したり、
ソフトボールで汗を流したり、
釣り部に入部し、釣りにハマってしまうものもいます。
とはいえ、
家族との関係がどうなっていくのか、
仕事をどうしていくのか、
ギャンブルでできてしまった借金をどうするのか、
それ以前に、おのおのが傷付けた人たちへの埋め合わせをどうしていくのかまだまだ探せば問題の山。
彼らはそれもわかっている。
問題がなくなることはないけれども、
生きていくことはできるし、楽しむこともできる。
それが施設の「今」です。
そして、「今」を大切にできないのに、過去も未来もない。
過去は変えられないけど未来は変えられるって、今じゃ自己啓発本でも言わなそうだけど、僕らの脳はその考えに支配されていて、生きていくのが大変になる。
だからこそ大事なのは「今」であって、
それは刹那的な意味合いでは無い。
今を大事にしない人は、総じて自分の人生を大切にしない。
僕はそう思っています。
何が起こったかびっくりしたでしょう。
今日はyoutube的に言えば、規約に違反するギリギリのレベルで国会議員のガーシーも驚きの下品な内容を含みます。
下品なものが苦手な方は、絶対にここで閉じてください。絶対ですよ!絶対!
まず初めの動画でお分かりだと思うが、COBYPLANでは仲間達と川遊びに行った。川遊びといってもテントサウナに火を入れて海パンいっちょで大の大人が大はしゃぎする。
そう言えば聞こえはいいが、、、どう見ても何かわるいことをしている雰囲気。煙突からの煙がまたそれを助長している。ああ、煙は今のところみえてないですか。
それでは中を覗いてみよう。
確かに悪そうな(笑)、いえ、言い間違えました。サウナを楽しむ人たち。
このサウナに入った後に、冷たい川に飛び込んで「ととのえる」らしいです。KIもしっかりととのえてます。噂ではこの直前にポテトチップスとカルピスを摂取しておりましたが、今日は特別らしい。この後栄養指導をされることになりました。
そうそう、写真には映ってませんが薪ストーブが中にあって、その上にサウナ石が乗っかってテント内がサウナになってます。普通に90℃超える優秀なテントサウナです。
ではサウナ後に川でととのえている人たちはどうなってるか見に行ってみよう。
回復するとこんなことまで出来るようになるんですって。
一人で機械に向かい、玉やコインばかりを眺めていた彼が。
昨年の今頃、手持ちの1万円と愛読する本を売ってたかだか数千円の金を作り施設をでた。これからは仕事して自分でやっていくと出て行った彼が数日後に隣県のネットカフェからヘルプの連絡。就職どころかギャンブルやって何もできずに戻ってきた彼が、一年のクリーンタイムを作り今では言葉通り丸裸になって仲間と楽しんでいる。
仲間の中で丸裸になるって、何だかいいじゃないか。
体の不自由さでなかなかみんなと同じことはできないNさんも雰囲気を楽しんでいます。
最近釣りに行けなくて寂しそうではあります。
ま、夏は魚の味も落ちる、、、釣り人に魚の味は関係ないみたいですが。
あれ??
ゆうたがいない。もしかしてここは川だし溺れたんじゃないかって心配になるのも一瞬だった。
あの人はいつもみんなの中にいて、でも個で遊ぶ人だからと思って行ってみると、
やっぱりいた。
滝行らしい。
ゆうたはここで、ととのった、と言っておりました。
わかった。僕が悪かった。。。
最年長の最近クリーン1年を迎えたテツオ氏は、もっぱら監視員。
もと海上G隊の本領発揮です。一通り自分自身が楽しんだ後は周りの危機管理を行なっておりました。
仏のテツオ、監視員のテツオ。
今月から集団生活からアパートに引っ越しして、就労プログラムに移行します。
最後はこの二人。
もはやモザイクいらんやろ。
そういうわけで、COBYPLANのみんなも夏を満喫しておりました。
しっかり言っておかねばならぬこともありまして、COBYPLANはギャンブル依存症回復施設でございます。
これまで人や社会にご迷惑をおかけしたこともあったかもしれません。いえ迷惑ばかりかけていたことでしょう。
そんな彼らが何でこんなに楽しんでいるんだと思われる方もいるかもしれません。
でもこれらの楽しい感覚は、ギャンブルそのもの以外に感じることがなかった彼らにはとても大事な体験です。
ギャンブル以外に熱中できるもの、良き趣味を。
実はこれとも違うのです。
彼らに共通するのは、同じ問題を抱えたもの同士の集まりであるということです。
その中での体験。今後社会へ戻る彼らの礎となるモノです。
今日は長くなってしまいましたが。
暑い日が続いております。皆様におかれましてもお体ご自愛くださいませ。
何のこっちゃ。
七夕。あいにくの天気だったけど今日も素敵な男女の出会いがあった。空港にお迎えにあがって、初対面の女性と会う。ドキドキした表情で丁寧に挨拶された。電話では何度か話したことがあって、僕の中ではイメージ通りだったけど、髪の色を明るくして色気づいた、いやチャラい僕に初めは気が付かなかったと後で聞いた。
ちょうど1年前に、その女性と似た男性と会ったことを思い出した。サッカーボールを持って、運動着で登場したんだったか。
挨拶しても、アーハイ、田中さんに言われたんで来ました。ミーティング出なくていいんですか…。
本当はこんなはずじゃなかった。別の所に行って生活保護かかれば良かったんです。ただ2万円持っていたのに、カツアゲにあってしまって、どうしようも無く…。
大変だったな。ここで少し安全な生活を取り戻したらいい。
男性とはそんな感じの出会いだった。
cobyplanでは節目に家族と会って、どう生きていくのか考える機会がある。とても大事な局面と言っていい。
どう生きていくのかなんて、僕の考える事では無い。だからこそ、その時には両者のやり取りを見守る。そしてこれまで本人が取り組んできたこと、そして今の課題をそのまま伝える。施設でやるべきなのか否かはやはり僕の考える事では無い。
今日女性は、男性との2人の時間を作ってほしいから少しだけでいいので席を外して欲しいと言われた。そして、快く受け入れた。
後で聞くと女性から男性への埋め合わせだった。この埋め合わせとは依存症の方々のプログラムのワンシーンなのだが、謝罪や償いみたいなものだ。
とはいえ、この男女の関係で言えば多くの場面で迷惑をかけてきたのは男性の方。
お母さんは息子が施設で取り組んでいる間、自身もギャマノンや家族会で取り組まれていたことがよくわかる。お母さんは自身の問題を解決してきたのだ。ギャンブラーがどうであれ、自身の問題は何だったのかを取り組んできたのだ。
地元に帰りたい、家族に近くにいたいと言う息子の意思は言葉だけに終わった。
実はこの息子、数ヶ月前から福祉的な就労に出ていてお金を貯めていた。生活費もほぼ自己管理なので地元に帰ろうと思えばいつでもできる事でもあるのだ。
帰りたい気持ちは伝えつつ、面会は自分で切り上げた。
帰り際にご飯を一緒に食べに行こうとお母さんを誘った息子は、2回分の給料を使って焼肉をご馳走し、駅までの送迎は僕にお願いして施設に戻って行った。
お母さんといえば、数ヶ月前に本人との面談を契機にギャマノンに繋がった方もいる。お母さんの変化は顕著。これまで施設生活を送っている本人の為に、熱い思いの何かをとどけていた。食材と同時に本人が困らないように丁寧なレシピ。ちょっとしたアドバイス。今はそんなことはしない。本人にではなく、施設のみんなは何が喜ぶかと聞いて献品を送ってくれる。時々、本人のために何かしたくなるけど、それは違うと気がついてもいるので、それを施設にしっかり確認し止めることができる。これは大きな良い変化だ。ギャンブラー本人に必要なのは、お母さんじゃなく同じ問題を抱えた仲間である事を信じての行動なのだ。もちろんギャンブラー本人が、頼るのはお母さんじゃ無いと気がついて仲間を頼るようになったことは知るまい。新しい仲間が来れば誰よりも大事にするようになった事も知らないだろう。
僕は関わりのある方々に、何というか、こう言う、見えない力が働く瞬間を幾度と見せてもらって感謝しかない。
みんなで海に行った。
釣りにハマるKI。いつもと違う顔が見られてそれは嬉しかった。まだcobyplanに来たばかりで、歯科や皮膚科など受診することが多く、体が元気になっているところ。この日は1人で釣竿持って行ったんだったかな。それもいい。
これぞcobyplanというか、ギャンブラーというか、まさに象徴的な一枚。まずもって海なのに水泳キャップを被る大男。確かキャップの目的って頭を守るとかそう言うんじゃなくて、多くの人が泳いでいて、万が一沈んだ人が居れば見つけられやすいようにとか、そんな感じだった気がする。
ちょっとまって!ピースは絶対見つけられるから大丈夫。
それから今ちゃんね。先に謝っておこう。人生の大先輩に向かって失礼な事を言うけど、還暦はとっくに迎えてるはずなのに、私は絶叫系好きなのよと言ってバナナボートにのるのは、やっぱりブレーキが壊れてるんだと思う(笑)。
これで終わりじゃない。
沖に1人でSAPに乗って向かってる人もいる。
よくみえないけど、あれは間違いなくユウタ。うん、絶対ユウタだ。最近仕事を始めて疲れてるんじゃないのかよ。あ、そうか。それで行くのがユウタだった。すまん。
僕はこの楽しい時間を一緒に過ごせなかったけど、楽しそうなのはよく分かる。行く前にスタッフに梅干し3000円分買ってみんなで食べるように伝えたけど食べたかな。まいいか、熱中症ぽい人もいなかったし。
なんで一緒じゃなかったかって?
肋骨3番折って息するのも大変だった。そういえば骨折った瞬間を写真におさめてくれた人がいたので一応残しておこう。先週のスポーツプログラムでやってしまったのだ。この瞬間に左を2本、後ろを一本骨折。もう、お爺です。
僕の友人はキャプテン翼かよって言ったけど、笑えない。
骨が痛むから…、
なんちゃって。
前歯は大切です。
昔、芸能人は歯が命というCMがありました。ご存じでしょうか。
月末に病院代なんかはまとめて支払ってるけど、結構高かったので保険適応ですよね?と思わず確認してしまいました。もちろん適応でしたが、本人はそうであってもなくても、白い歯を見せたいのか見せたく無いのか笑顔が絶えません。
治療期間が結構たっているので、後どれくらいかかりそうなのか本人に確認しましたが、あと一年位かかりそうとのことでした。
そっか、歯が先か、ギャンブルが先か、僕がここを辞めるのが先かなんて冗談を言って、それでもピースは口癖のありがとうございますを口にして、歯を見せて笑っておりました。
5月と言えば恒例のキャンプです。
僕は完全に個人的な話なのですが、火が好きで火遊びも沢山しました。冗談です。妻と子供たちを愛しています。
火が好きなのは本当で、以前に長崎のギャンブル依存症リハビリ施設GRAF長崎と合同キャンプをしたときに、責任者の方から火の前の山田くんは別人だねと言われたことがありました。
子供の頃には、寝室なんかの暗闇でライターや蝋燭を使って明かりを灯すことが大好きで、一度ボヤ騒ぎをしたこともありました。自分の持ってる火がカーテンに燃え移り、ヤバイ!と頭の中が真っ白になった。ではなく、火を見入る自分がそこにはいました。
そうそう、その時火を消したのはギャンブラーの父でした。その後ぶん殴られましたが、火を消すその姿はカッコよかった。
その姿に憧れたのか、僕は今、地域のなんちゃって消防団員である。(多分それは無い、誘われて断れないっていう得意のパターンで団員になってしまっ…
前置きが長くなったけど、キャンプではどんなに暑くても焚火をする。キャンプではと言ったけど、焚火をするためにキャンプに行くと言った方が正しいかもしれない。それくらい僕は火が好きなのだ。今回のキャンプでは皆んなに焚き火の良さを知ってもらおう。火の前でじっくり語り合おうでは無いかと、金もないのに奮発して買ったスノーピークの焚き火台L Lをサイトにインストール。
闇に火が灯れば皆自然と集まってくるはず!そう思って薪をくべてると、集まってきたのはスタッフばかり。皆疲れてさっさと就寝しておりました。皆、夜更かしせず健康管理ができる人ばかりだなと半分ヤケクソに薪を追加していると、いつのまにか焚火ではなくキャンプファイヤーになっていたのはナイショです。
最後の写真は別日に土砂降りの中スタッフとデイキャンプに行った時のもの。やっぱり焚火です。アヒージョ、カオマンガイ、焼肉、うどんをみんなで食べて、本降りの中撤収して行きました。
僕は昔から春が嫌いで、そのワケは色々ある。
例えば何に使われているかよくわからない税金をまとめて支払い金がなくなる時だとか、世の中の動きが過発になって見えない焦りが出てしまう時だとか、始まりと終わりが同時に来て感情の起伏が大変な時だとか、シンプルに花粉や黄砂で目も鼻も喉も頭もやられてが辛い時だとか。
でも嫌いな一番の理由は、「また一年が始まる」というやつで、もしかすると受験に失敗した時の、頑張ったのに結果がついてこない。でも周りのサポートはある。またもう一年トライするチャンスをもらったのに、一から始めようという精神状態になれない。その時の受容やあきらめ、そういった感覚が毎年繰り返されているのかもしれない。
挫折は自分のサイズを知ることと同義。僕はこんなもんだよなぁ、でも今は幸せだよなぁと冬のような春を過ごしている。
さてCOBYPLANの行事としては、川掃除があった。
馴染みのない人がほとんどだと思うが、佐賀には多くの川(水路)がある。歴史的な話をすると長くなってしまうのでざっくりとだけ説明すると、佐賀市内の多くの地域はその昔海だった場所で、干拓され開発されていったという。その結果としてあちこちに堀割が作られ縦横に水路が張り巡らされることとなった。生きていくための水の確保だったのだろう。少し脱線するけど、佐賀城は別名沈み城と呼ばれていたようだ。非常事態には堀割を切って水で溢れさせ、水域地帯を全てお堀にすることで城を守っていたと聞く。
川掃除の話に戻ろう。
佐賀の川は、地域の人たちで守る。綺麗にするという慣習があって、今でこそ業者にお願いしてやられている地域も多くなったと聞く。これは地域に住む人たちの高齢化に起因するものらしいが、僕たちは地域の一員として慣習を守り、そして大事な川への恩返しなのかどうかわからないけど、とにかく数年前から年に2回活動に参加している。今回も職員含め総勢8名で参加した。
川の中のゴミを拾ったり、川沿いの草を刈っていったりと、いわゆる綺麗な作業ではないし、体力的にも疲れる作業なのだけれども、終わった後の達成感みたいなものが得られる。だって住んでる場所のいつも見ている川なのだから。
僕の青ざめた顔を見てほしい。
午後からカミさんといくゴルフの体力は残っているのか自問自答しているようですが、詳細は分かりません。
みんなにはこの後打ち上げの食事会に行ってもらった。
ちょっと前に、どこかの元刑務所長が『自立』とは1人で生きていくことではない、そのために人の手を借りることだと言っていたのをたまたま聞いた。
僕はこの話を聞いてからというもの、このフレーズが必要な人には一語一句間違えないよう必ず伝えるようにしている。
必要な人にはと言ったが、自立という言葉を使うほとんどの人が前者の意味で使っているので、僕はほとんどの人に伝える事になる。
ああ、正しく言っておかないといけない。
人の手と人のカネは、全く別物。
ギャンブラーは人の手を借りられないものだから、カネを欲しがる。ギャンブラーの名誉のために?一応言っておくと、いつもギャンブルの軍資金として金を必要としているのかと言えば、必ずそうでもない。ようは人の手を借りられないのだ。
病的なギャンブラーは人の手が必要だったのに、カネを欲しがって人がいなくなる。そして気がつけば孤独となっている。運良く人の手で施設に繋がることが出来た人はそこで仲間を得る。施設はずっといる場所ではないので、いつか出ていく。その時、自立と孤独を近似値で考える人が多い。施設に繋がった道を逆に行けば同じ結果になるのは自明で、孤独の結果は病的なギャンブラー。
つまり出る時は人の手を借りられるようになればいいのだ。
仲間がいればいい。
理解ある支援者がいればいい。
支援者と言えば、医療従事者を想像する人が多いが行政の担当者なんかも支援者だ。愚痴っぽくなるので行政批判は控えめにしておくけど、行政担当者の対応は本人の社会復帰や社会参加に大きく影響する。彼らの対応や一語一句は、本人にとってみれば社会の代弁者のように映る。お願い、理解してとまでは言わない。嘘でもいいから彼らを応援する姿勢をみせて。それだけで彼ら自身が社会に戻る権利を勝手に獲得できる。
そうそう!
先日感激した行政担当者の対応について最後に。
施設入所者が治療期間を終えて、就労プログラムへ移行した本人への担当者からのお手紙。給与が安定してきて生活保護が切れるかきれないかの境界にある人への行政の対応。本人は生活保護が切れて本当にやっていけるか不安になっていた。
支援ってこういうことなんだろうな。
余計な事はしないけど、
やれる!がんばれ!なんかあったらちゃんと助けるから。
さて、僕の姿勢は大丈夫だろうか。。。